日常点検は”シッカリ・キッチリ”。ラジオ体操のごとく
クライアント先に、とてもお元気な後期高齢者の方がいらっしゃる。
健康の秘訣を伺うと、迷いなく「毎日ラジオ体操ですよ」と答え、
その場でスマホから軽快な音楽を流してくださった。
別の会合でお会いした後期高齢者の方も、驚くほど若々しい。
話を聞けば、やはり毎日のラジオ体操が習慣だという。
ラジオ体操といえば、
小学生の夏休み、やってたなあ。“チンタラ”と。
社会人になった最初の会社で朝だったか?休憩時間だったか?やってたなあ。“チンタラ”と。
ここ数年、某社で重機の補修費改善に携わっている。
年々、修繕費に関して「キメ」を細かく目を見張ることにより、改善効果が確実に現れてきた。
しかし、先日も現場で、
「この重機、長年使ってきて故障が増えてきてね。今年も修繕費が上がりそうだ」
という声を聞いた。
その言葉に、自分の身体のあちこちにもガタが出始めていることが重なり、
「長く使えば、やはり故障も増えますよね」 と苦笑い。
同時に、元気な後期高齢者の方々が続けていた“ラジオ体操”が頭をよぎる。
「日常点検はしているつもりでも、果たして“シッカリ・キッチリ”できているだろうか。」
元気なうちは、多少チンタラ点検でも問題は表に出ない。
だが、長年使ってきた重機こそ、丁寧な日常点検が欠かせない。
そう考えると、点検のポイントが浮かび上がってくる。
まるで、かつて“チンタラ”やっていたラジオ体操を見直すように。
“チンタラ”から、“シッカリ・キッチリ”へ。
その積み重ねが、故障を減らし、設備の寿命を延ばす。
ラジオ体操が健康を支えるように、
日常点検もまた、現場の健康を支える習慣でありたい。
さて、早速、私も、スマホにラジオ体操アプリを入れてみた。
解説、スタンプ、採点、仲間づくり……。
「毎日続ける仕掛け」がしっかり組み込まれている。
日常点検のヒントにもなりそうだ。


