Japan-Mexico Training Program 現場勉強会(全社生産性向上、品質向上)

JICA主催
「Japan-Mexico Training Program
Manufacturing workshop management And IT(ICT/IOT) application」
6月の講義
3年ぶりJICA研修~「Manufacturing workshop management & IT application」 | (kaizen-wp.jp)
に続きまして、
クライアント先を訪問しての現場勉強会を行いました。

各G長から、次内容を現地現物にて、説明いただき、
これまで講義で勉強した内容のいくつかを目の当たりにして、
良き学習の機会となったと思います。

*DX→DXプロジェクト内容

1.各G共通
(1)作業指示、品質ポイント、進捗/ペース管理、時間当たり個数管理【DX】
(2)不良発生通知 及び不良記録・分析【DX】
(3)止める・呼ぶ【あんどん】
(4)変化点管理【変化点管理カード、変化点管理ボード】
(5)多能工化【スキルマップ】

2.成形G
可動率目標と実績状況。歩留目標と実績。その改善項目状況の報告。
(1)チョコ停の削減状況報告と改善実施内容
(2)シングル段取り挑戦 【段取り標準】
(3)段取重複改善のための成形チャート活用【DXによるリアルタイム管理】
(4)〇〇ショットチェック➡〇〇ショットを半減
(5)DZ活動によるダンゴゼロへの実施状況と改善報告

3.VS G
(1)1工程化 【モノと情報の流れ図、標準作業組み合わせ表】
(2)作業負荷工数の取り組み:適正人員配置、1人工化【成形CTと作業CT,作業負荷率】

4.めっきG
(1)液管理【DX:分析データのグラフ管理とアンドンによるアラート。分析データからの薬品補給指示の連動】
(2)ハンガー管理状況と今後。【DX:RFIDタグによる使用回数管理と修理】

5.組立G
(1)作業標準・力量アップ【組立作業要領書、新人PPH管理】
(2)組立作業ミス防止【員数管理、ポカヨケ】

最後の質問では、「成形金型の段取り時間は、どのくらいですか?」
との質問に、
「●●tクラスで、8分」との回答に、
目をパチクリさせてたのが印象的でした。

日々、継続的に改善された姿、
および、
それを推進する鍛錬されたG長の姿を
感じとっていただけたものと感じています。

今後のメキシコ研修生のお役に立てていただけたら幸いに思います。

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